長崎県の離島、壱岐島(いきのしま)。
美しい海と美味しいウニ、そして数々の神社がある「神の島」として知られていますが、実は「奇岩の島」でもあることをご存じでしょうか?
一番有名なのは、横顔が猿そっくりな「猿岩(さるいわ)」。
ですが、壱岐にはもう一匹(?)、ユニークな動物岩がいるんです。
その名も「微笑むゴリラ岩」。
「名前、そのまんまやん!」
とツッコミを入れたくなりますが、実物を見ると本当に微笑んでいるんです(笑)。
しかも、あの大人気ゲームキャラクター「ドンキーコング」に激似!
さらに、そのすぐ隣には「鬼の足跡」という、これまた名前負けしていない凄い絶景スポットもあります。
今回は、壱岐島のおすすめ立ち寄りスポット、ゴリラと鬼の競演を現地からレポートします!
微笑むゴリラ岩とは?
どこまでも「ゴリラ」なフォルム
場所は壱岐島の西部、郷ノ浦町にある「牧崎園地(まきざきえんち)」という公園内です。
駐車場から歩くことわずか1分。
海に突き出した岬の先端あたりを見ると……。
「いた!!」
岩です。間違いなく岩なんですが、どう見てもゴリラです。
しかも、ただのゴリラではありません。
目元が優しく垂れ下がり、口角がキュッと上がっていて、本当に穏やかに微笑んでいるように見えるんです。
分厚いタラコ唇の感じといい、頭の形といい、ドンキーコングにしか見えません。
海風に吹かれながら、気持ちよさそうに遠くを見つめるゴリラ。
見ているこちらまでなんだか平和な気持ちになってくる、癒し系の奇岩です。
Googleマップなどでは「笑うゴリラ岩」と表記されていることもありますが、現地では「微笑む」派が優勢な模様。
猿岩のようなリアルでシリアスな猿もいいですが、このコミカルなゴリラも壱岐の隠れたアイドルですね。
セットで見たい!「鬼の足跡」
ゴリラ岩を見たら、絶対に忘れてはいけないのが、同じ敷地内(というかすぐ横)にある「鬼の足跡」です。
鬼が踏んづけて開いた穴!?
草原の中に、突如として巨大な穴が開いています。
直径なんと110メートル!
周囲110メートルだったかな? とにかくデカイ穴です。
この穴、長い年月をかけて波が岩を侵食してできた「海蝕洞(かいしょくどう)」の天井部分が陥没してできたもの。
……というのが科学的な説明ですが、伝説はもっとロマンがあります。
伝説:
昔、壱岐には「デイ」という大男(鬼)がいて、鯨を捕るために踏ん張った時にできた足跡だとか。
ちなみにもう片方の足跡は、勝本町の辰の島にある「蛇ヶ谷(じゃがたに)」だそうです。
「どんだけ足長いねん!」
とツッコミたくなりますが、それくらいスケールの大きな穴だということ。
穴の底は海とつながっていて、波がザッパーン!と打ち寄せています。
覗き込むと吸い込まれそうで、足がすくみます。
ウルトラマンのキックでも、ここまでは凹まないでしょう(笑)。
壱岐の海は沖縄レベル!
「鬼の足跡」の断崖から下を見下ろすと、海の色に驚かされました。
エメラルドグリーン!
透明度が半端ないです。
沖縄の海にも匹敵する美しさ。釣り人の姿も見えましたが、こんな綺麗な海で釣れる魚はさぞかし美味しいことでしょう。
牧崎園地の魅力:溶岩台地
このあたり一帯は、玄武岩(げんぶがん)という黒っぽい岩でできた溶岩台地です。
歩いてみると分かりますが、岩肌がやすりのようにザラザラしていて、場所によってはナイフのように尖っています。
転んだら絶対に痛いやつです。擦り傷じゃ済みません。
サンダルやヒールではなく、歩きやすいスニーカーで行くことを強く推奨します。
沖縄の海岸もゴツゴツしていますが、壱岐の岩場もワイルドですね。
荒々しい自然の造形美を感じることができます。
壱岐島グルメとお土産
絶景でお腹が空いたら、壱岐グルメも堪能しましょう。
生うに
壱岐と言えばウニ! 5月~10月頃にかけて、ムラサキウニや赤ウニが旬を迎えます。
採れたての生うに丼は、とろけるような甘さで絶品です。
壱岐焼酎
「麦焼酎発祥の地」と言われる壱岐。
「壱岐スーパーゴールド」などの銘柄が有名です。シェリー樽で熟成させた焼酎は、まるでウイスキーのような芳醇な香り。
お酒好きな方へのお土産にはこれ一択です。
まとめ:壱岐に行ったらゴリラに挨拶を!
壱岐島のシンボル「猿岩」を見たことがある人は多いかもしれませんが、この「微笑むゴリラ岩」まで足を運ぶ人は、まだ少ないかもしれません。
しかし、行かないのはもったいない!
- 癒されるゴリラの笑顔
- 衝撃的なスケールの鬼の足跡
- 透明度抜群の絶景オーシャンビュー
これが一か所で楽しめる、コスパ最強のスポットです。
所要時間はサクッと見て回れば20分程度。
壱岐島ドライブの際には、ぜひこの愉快なゴリラに会いに行って、一緒に微笑んでみてください!

